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3年に1度の「虫追い祭り」 武将姿のわら人形が“合戦” 約300年の歴史 福岡・久留米市

暮らし

2022/11/21 14:40

福岡県久留米市で、約300年前から伝わる「虫追い祭り」が19日に行われ、稲の豊作を願って武将姿のわら人形が合戦を繰り広げました。
久留米市田主丸地区で3年ごとに行われる「虫追い祭り」の舞台は、平安時代末期の源平合戦のひとつ、「北越前篠原の合戦」です。

わら人形の武将、斉藤別当実盛(さいとうべっとうさねもり)と手塚太郎光盛(てづかたろうみつもり)が約3メートルの長い竹の上で激しい戦いを繰り広げます。

合戦のさなか、稲の切り株につまずき転んだ実盛。

そこを光盛に討ち取られてしまいました。

それを恨んだ実盛の霊が虫の姿となり、稲に害を与えたことから、その霊を慰めるため「虫追い祭り」が始まったと伝えられています。
地元のJA青年部約100人が、今年の豊作を願って行った勇壮なけんか祭り。

秋空の下、威勢の良いかけ声が響き渡っていました。

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