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お盆を過ぎても暑い日が続く中、伝統的な“涼”を感じるグッズを探してみました!

暮らし

2022/08/17 18:08

お盆を過ぎましたが、冷房や扇風機をつけてもなかなか暑さから逃られない日々が続いていますよね。
そこで、日本に古くから伝わる伝統的な過ごし方を参考に、五感で涼を得られるグッズや方法をご紹介します。
まずは伝統工芸品で涼やかに。訪れたのは八女市にある伝統工芸のインテリアブランド「竹と天然素材と暮らす店 鹿田室礼」。
こちらは「八女すだれ」という伝統工芸品です。
風を通し、光を遮る すだれ。透ける景色も夏らしさを感じますが、一般化したのは明治時代になってからと意外と最近なんだそうです。
「八女すだれ」の特徴としては竹の節の部分を波模様に揃えてあるところです。
更に現代のスタイルに合わせた すだれも登場しています。
巻き上げ式のほか、カーテンタイプのものまで、すだれも進化を遂げているんです。
すだれに霧吹きで水をかけると、竹ひごの間に水滴が溜まり、潤いが持続するので涼しいんだそうです。
他にも畳の素材としてなじみ深い いぐさを使った商品も販売されています。
特に靴の中敷きとして使える「タタミインソール」が人気とのこと。
いぐさには湿度調節機能があり、蒸れ防止や消臭効果も期待できるそうです。
先人の知恵が息づく伝統工芸品で風流に過ごしてみるのもいいかもしれませんよ!
竹と天然素材と暮らす店 鹿田室礼
【住所】八女市本町226-1
【電話】0943-32-1141
【営業時間】11:00~17:00
【定休日】月曜・火曜
現代版すだれ 11880円~(税込み)
タタミインソール 1650円(税込み)
続いては目で見て涼を感じる、夏の風物詩。お伺いしたのは「ひごペットフレンドリー ゆめタウン筑紫野店」。
目にも涼やかな金魚です!
金魚は江戸時代後期から夏の風物詩となり、庶民の間で一大ブームをおこしたんだとか。
一番人気は「朱文金」。赤と白と黒の色合いが特徴です。金魚の中でも丈夫な種類なので、初心者にも飼いやすいとのことです。
更に、ピンポンパールも名前の通り丸い形で人気なんです。
実際に金魚の飼い方を教えていただきました。最低限必要なものは、水槽、ろ過フィルター、砂、カルキ抜き、バクテリアの5つ。
全部合わせて5,000円くらいから揃えることができます。
まずは砂を洗って水槽に敷きます。
そこへろ過フィルターをセットします。
続けてカルキ抜き、最後にバクテリアを入れたら迎え入れの準備は完成です。
水質に気を付けて飼ってください!
ひごペットフレンドリー ゆめタウン筑紫野店
【住所】筑紫野市針摺東3-1-8 ゆめタウン筑紫野別館1F
続いては江戸時代の夏の栄養ドリンクです!訪れたのは久留米市にある「若竹屋酒造場」。
筑後地方で最も古い、320年の歴史を持つ日本酒蔵元です。
ご紹介するのは「甘酒」です。実は俳句の世界で甘酒は夏の季語。江戸時代には夏に飲まれていたんです。
食品の保存がしにくい江戸時代の夏に重宝された甘酒は実際に「飲む点滴」とも言われるほど栄養が豊富。疲労回復や熱中症予防も期待出来るんだそうです。
若竹屋の甘酒は「名水百選」に選ばれた耳納連山の伏流水が使われているんです。
もうひとつの「八穀甘酒」は黒米や大麦など8つの穀物入りで、より健康を意識する方におすすめです。
江戸時代の夏の栄養ドリンク、甘酒。日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
若竹屋酒造場
【住所】久留米市田主丸町田主丸706
【電話】0943-72-2175
【営業時間】9:00~17:00
若竹屋 あまざけ 687円(税込み)
八穀あまざけ 903円(税込み)
2022年8月17日(水) OA

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