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五輪予選で負傷のデスパイネ、当面は実戦回避 検査受けソフトバンク合流

暮らし

2021/06/24 12:00

 キューバ代表として出場した東京五輪米大陸予選で左肩付近を負傷したソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手(35)はしばらく実戦出場を見合わせる見通しとなった。

 同じくキューバ代表として五輪予選を戦ったモイネロとともに8日に再来日。待期期間が終了した23日にモイネロが一足先にファーム合流、デスパイネは病院で検査を受けたため1日遅れて24日に合流した。

 合流初日はキャッチボールをしたり軽いゴロ捕球をしたりしたほか、重りをつけずバーだけを持ち上げるベンチプレスなど患部に負荷のかからないメニューで調整。予選前に右手指の骨折などで離脱しキューバ代表を辞退、現在リハビリ中のグラシアルと再会して談笑するシーンもあった

 斉藤リハビリ担当コーチによるとデスパイネの症状は「左胸を押さえられると少し痛い程度」だという。ソフトバンクでは5月3日に出場選手登録を抹消されており、実戦から1カ月近く遠ざかっていることも踏まえ今後1週間から10日間程度は試合に出場せず体を慣らしていく方針。その場合、前半戦(7月14日まで)での1軍復帰は厳しいとみられる。

 (取材=副田瑞樹)

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