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5歳児餓死事件 初公判で母親が起訴内容認める 検察「安易に“ママ友”の嘘を信じた」 福岡地裁

暮らし

2022/06/06 10:30

福岡県篠栗町で2020年4月、三男(当時5)に十分な食事を与えず餓死させたとして、保護責任者遺棄致死の罪に問われた母親の初公判が、6日、福岡地裁で開かれ、母親は起訴内容を認めました。

保護責任者遺棄致死の罪に問われているのは福岡県粕屋郡の無職・碇利恵被告(40)です。

起訴状などによりますと、碇被告はママ友の赤堀恵美子被告(49)と共謀し、2019年8月ごろから、当時住んでいた篠栗町のマンションで碇被告の三男で当時5歳の翔士郎ちゃんに十分な食事を与えず、2020年4月、餓死させたとされています。

初公判は6日午前10時から福岡地裁で開かれ、碇被告は黒い髪を束ね、黒いスーツ姿で出廷しました。

裁判長から「起訴内容は違っていますか?」と聞かれた碇被告は「大丈夫です」と起訴内容を認めました。

このあと検察側は冒頭陳述で「碇被告は被害者と同居する母親として生存を担う立場なのに、安易に赤堀被告の嘘を信じた」などと指摘しました。

(画像:【左】碇利恵 被告、【右】赤堀恵美子 被告)

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