「ずっとつらかった」 実戦復帰目前、ソフトバンク千賀がカメラの前で語った本音
暮らし
2021/06/15 15:00
左足首靭帯損傷のため離脱しているソフトバンクの千賀滉大投手(28)が17日に3軍戦で実戦復帰する。負傷から約2カ月半ぶりの打者相手の投球となった12日のシート打撃ではファームの打者計16人に60球を投げ、最速156キロを計測。登板後、マウンドから遠ざかった期間の心境をTNCのカメラの前で語った。
打者相手の投球は、今季初登板でプレー中に負傷した4月6日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来。「けがした後のメカニックな調整に取り組む中で、けが明けにしてはぼちぼちという感じ。投げたいボールを投げて、ブルペンの延長線で投げた。もう少し強度を上げて、試合に入っていったら感覚も変わってくると思う」と自己分析したエースは、ここまでの道のりを振り返ってこう口にした。
「やっぱりつらかったです。私生活をちゃんと送れなかったところもよけいにつらかった。ずっとつらかった」
両ふくらはぎの状態不良で開幕に間に合わず、ようやくというタイミングでの重傷。足を少しでも地面に着けると回復が遅れるといい、私生活でも松葉杖を使い徹底的に”右足一本”での生活を送ったという。リハビリは上半身を使ってのキャッチボールなどできる範囲のメニューで調整。地道な一本足生活の成果もあり、負傷約1カ月後に包帯やギプスなど固定具が外れてからは順調にペースを上げ、今月8日にブルペンでの本格的な投球練習を再開していた。
「(患部を)固定していた分、動かないところある。そこを毎日動かしながら、トレーナーさんと一緒に(復帰へ向けて)うまくやれていると思う。これから強度の高いレベルで投げていくことに対して体がどう反応するか。一歩一歩、着実に進んでいけたら」
離脱時は球宴前の1軍復帰は厳しいとみられていたが、17日の実戦復帰から順調に進んでいけば滑り込みで7月14日までの前半戦に間に合う可能性もある。今年は五輪中断期間を挟むため後半戦は8月13日から。1試合でも投げて感覚を確かめた上で1カ月を過ごすか、慎重を期して後半戦のスタートに合わせるか。首脳陣と本人の判断が注目されるが、いずれにしても「つらかった」というエースが1軍に戻ってくる日は着実に近づいている。
(TNC「ももスポ」14日オンエア・YouTube「ももスポチャンネル」より/取材=米多祐樹)
打者相手の投球は、今季初登板でプレー中に負傷した4月6日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来。「けがした後のメカニックな調整に取り組む中で、けが明けにしてはぼちぼちという感じ。投げたいボールを投げて、ブルペンの延長線で投げた。もう少し強度を上げて、試合に入っていったら感覚も変わってくると思う」と自己分析したエースは、ここまでの道のりを振り返ってこう口にした。
「やっぱりつらかったです。私生活をちゃんと送れなかったところもよけいにつらかった。ずっとつらかった」
両ふくらはぎの状態不良で開幕に間に合わず、ようやくというタイミングでの重傷。足を少しでも地面に着けると回復が遅れるといい、私生活でも松葉杖を使い徹底的に”右足一本”での生活を送ったという。リハビリは上半身を使ってのキャッチボールなどできる範囲のメニューで調整。地道な一本足生活の成果もあり、負傷約1カ月後に包帯やギプスなど固定具が外れてからは順調にペースを上げ、今月8日にブルペンでの本格的な投球練習を再開していた。
「(患部を)固定していた分、動かないところある。そこを毎日動かしながら、トレーナーさんと一緒に(復帰へ向けて)うまくやれていると思う。これから強度の高いレベルで投げていくことに対して体がどう反応するか。一歩一歩、着実に進んでいけたら」
離脱時は球宴前の1軍復帰は厳しいとみられていたが、17日の実戦復帰から順調に進んでいけば滑り込みで7月14日までの前半戦に間に合う可能性もある。今年は五輪中断期間を挟むため後半戦は8月13日から。1試合でも投げて感覚を確かめた上で1カ月を過ごすか、慎重を期して後半戦のスタートに合わせるか。首脳陣と本人の判断が注目されるが、いずれにしても「つらかった」というエースが1軍に戻ってくる日は着実に近づいている。
(TNC「ももスポ」14日オンエア・YouTube「ももスポチャンネル」より/取材=米多祐樹)
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