1. HOME
  2. 【速報】芥川賞に鈴木結生さん「ゲーテはすべてを言った」など2作品 福岡市在住の西南学院大学院生 初の候補作入りで受賞 学長「大いなる励みになる」

【速報】芥川賞に鈴木結生さん「ゲーテはすべてを言った」など2作品 福岡市在住の西南学院大学院生 初の候補作入りで受賞 学長「大いなる励みになる」

暮らし

3時間前

第172回芥川賞・直木賞の選考会が15日、東京都内で開かれ、福岡市在住の鈴木結生(ゆうい)さんの「ゲーテはすべてを言った」と安堂ホセさんの「DTOPIA」の2作品が芥川賞に選ばれました。

このうち鈴木さんは2001年福島県郡山市出身で、2024年に福岡市の西南学院大学を卒業し、現在は西南学院大学大学院生です。

「人にはどれほどの本がいるか」で第10回林芙美子文学賞佳作を受賞しました。

福岡市在住で、芥川賞は初のノミネートで受賞を射止めました。

受賞した「ゲーテはすべてを言った」は、高明なゲーテ学者、博把統一が一家団らんのディナーで彼の知らないゲーテの名言と出会い、謎の言葉を追い求めていく物語です。

「ゲーテはすべてを言った」は2024年「小説トリッパー秋季号」に掲載されました。

芥川賞・直木賞はそれぞれ5つの候補作から選考が行われました。

西南学院大学出身者では2017年に沼田真佑さんが芥川賞を受賞しています。

西南学院大学の今井尚生学長は
「鈴木結生さんの芥川賞受賞について、心からお祝い申し上げます。これまでも多くの卒業生が様々な分野で活躍しておりますが、文学の世界において、本学卒業生である葉室麟氏「蜻蛉ノ記」(2012年)、東山彰良氏「流」(2015年)の直木賞受賞や沼田真佑氏「影裏」(2017年)の芥川賞受賞に続き、現役での本学大学院生による芥川賞の受賞を大変嬉しく思っています。鈴木さんは昨年「人にはどれほどの本がいるか」で第10回林芙美子文学賞佳作を受賞され、活躍を楽しみに応援していたところでしたので、この度芥川賞を受賞されましたことは、在学生のみならず、卒業生、教職員にとっても大いなる励みになることでしょう。今後ますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます」
とお祝いの言葉を寄せました。

あなたにおすすめ

  1. HOME
  2. 【速報】芥川賞に鈴木結生さん「ゲーテはすべてを言った」など2作品 福岡市在住の西南学院大学院生 初の候補作入りで受賞 学長「大いなる励みになる」