2022/02/15 17:00
ソフトバンク育成右腕いきなり150キロで新天地デビュー 元広島の藤井皓哉、紅白戦でノーヒット投球
ホークス
2022/02/16 17:00
【ソフトバンク春季キャンプ(16日=宮崎)】
今春3度目の紅白戦で25歳の育成右腕が圧巻の新天地デビューを飾った。
昨年12月に育成選手として入団した藤井皓哉が6回から登板。2イニングを無安打無失点3奪三振と力投した。6回は甲斐、中村晃、今宮を相手に三者凡退。中村晃はカウント2-2と追い込んでからの直球で空振り三振に仕留めた。さらに7回は先頭の井上、柳町をいずれも直球で2者連続で空振り三振。続く高田を四球で出したものの、最後は落ち着いて海野を左飛に打ち取った。
強風の中、直球はこの日登板した9投手で最速の150キロを計測。ホームベースの後ろで見守った藤本監督もサングラスで見えなかったがニンマリと目を細めていたかもしれない。
藤井はドラフト4位で2015年に広島に入団。通算14試合に登板し18年に唯一の白星を挙げ、20年オフに戦力外通告を受けた。昨年は独立リーグの四国アイランドリーグplus高知で22試合に登板し11勝3敗、防御率1.12。中でも5月9日のソフトバンク3軍との試合でノーヒットノーランを達成したことがオフの育成選手としての入団につながった。
今春の紅白戦では井上、渡辺ら実績のない若手野手が競うようにアピール。対照的に投手は打ち込まれる場面も目立っていたが、B組から参戦した背番号157が首脳陣に強烈なインパクトを与えた。
「緊張の中でも真っすぐはある程度投げられた。勝負できたのがよかった。フォークの精度は課題なので突き詰めていければ」
自己最速は152キロだが、今の時期に150キロを出したことはないという。「球速はあまり気にしていない。アイランドリーグでやってきたのでいろんなマウンド、環境でやってきたことがいい方向に働いた。広島では結果にこだわりすぎて自分の投球ができなかった。野球を楽しもうと思っている」と再び1軍の舞台を目指してアピールを続けていくことを誓った。
今春3度目の紅白戦で25歳の育成右腕が圧巻の新天地デビューを飾った。
昨年12月に育成選手として入団した藤井皓哉が6回から登板。2イニングを無安打無失点3奪三振と力投した。6回は甲斐、中村晃、今宮を相手に三者凡退。中村晃はカウント2-2と追い込んでからの直球で空振り三振に仕留めた。さらに7回は先頭の井上、柳町をいずれも直球で2者連続で空振り三振。続く高田を四球で出したものの、最後は落ち着いて海野を左飛に打ち取った。
強風の中、直球はこの日登板した9投手で最速の150キロを計測。ホームベースの後ろで見守った藤本監督もサングラスで見えなかったがニンマリと目を細めていたかもしれない。
藤井はドラフト4位で2015年に広島に入団。通算14試合に登板し18年に唯一の白星を挙げ、20年オフに戦力外通告を受けた。昨年は独立リーグの四国アイランドリーグplus高知で22試合に登板し11勝3敗、防御率1.12。中でも5月9日のソフトバンク3軍との試合でノーヒットノーランを達成したことがオフの育成選手としての入団につながった。
今春の紅白戦では井上、渡辺ら実績のない若手野手が競うようにアピール。対照的に投手は打ち込まれる場面も目立っていたが、B組から参戦した背番号157が首脳陣に強烈なインパクトを与えた。
「緊張の中でも真っすぐはある程度投げられた。勝負できたのがよかった。フォークの精度は課題なので突き詰めていければ」
自己最速は152キロだが、今の時期に150キロを出したことはないという。「球速はあまり気にしていない。アイランドリーグでやってきたのでいろんなマウンド、環境でやってきたことがいい方向に働いた。広島では結果にこだわりすぎて自分の投球ができなかった。野球を楽しもうと思っている」と再び1軍の舞台を目指してアピールを続けていくことを誓った。
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