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日産のEV用バッテリー新工場 北九州市若松区に建設決まる 近く調印へ ホンダとの経営統合で強化 福岡

暮らし

7時間前

日産自動車が福岡県内への新設を発表していたEV=電気自動車用のバッテリー工場の建設場所が北九州市の響灘地区に決まったことが分かりました。

日産自動車は去年9月、福岡県内に車載用の「LFP=リン酸鉄リチウムイオン電池」の工場を新設し、2028年に稼働を始める計画を発表していました。

関係者によりますと、このLFP電池の工場の建設場所が北九州市若松区の響灘地区に決まり、近く日産と福岡県さらに北九州市の三者が立地に向けた調印を行うことが分かりました。

日産は、現在本格協議に入っているホンダとの経営統合によってEV分野の強化を進めているさなかで、今回の総投資額は約1533億円です。

年間の生産能力は平均的な容量のバッテリーを搭載したEV10万台分に相当する5ギガワットアワーとされています(1台あたり50kWh換算)。

LFP電池は希少なレアメタルを使う従来のものより、コストが抑えられ安定性も高いのが特徴で日産は軽EVから搭載を始めて電気自動車のさらなる普及につなげる方針です。

県内ではトヨタグループも次世代のバッテリー工場を苅田町に建設する計画で、北九州地区でEV製造の拠点化が加速しています。

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